カテゴリー : CentOS

[Linux] # yum -y install yum-fastestmirror で速いリポジトリを自動的に選択

CentOSのパッケージ管理システム yum をアップデートするときに、高速化する方法を調べたのでメモ。

まず、yumコマンドで yum-fastestmirror をインストールします。

# yum -y install yum-fastestmirror

次に、yum check-update で fastestmirror プラグインが正常に読み込まれているか確認します。

# yum check-update
Loading "fastestmirror" plugin
Determining fastest mirrors
* base: ftp.iij.ad.jp
* extras: ftp.iij.ad..jp
* updates: ftp.iij.ad..jp

最後に、yumのアップデートが必要な場合は実行します。

# yum -y update

以上です。


参考情報

yumで速いリポジトリを自動的に選択するには - @IT

[Linux]# yum -y install yum-fastestmirrorでyum高速化 : うえちょこ@ぼろぐ

[Linux] ログイン時にコマンドやプログラムを自動実行させる方法

CentOS にログインした時にコマンドやプログラムを自動実行させる方法を調べたのでご紹介します。

Linux

続きを読む

[yum] fastestpath を使わないようにする設定方法

とある認証付きプロキシの環境では http はできるのですが、ftp が通りません。

yum の fastestpath がONになっていると、最寄りのレポジトリが ftp 接続なのでエラーが返ってきてから、http接続できる別のレポジトリを探すまでに時間がかかります。

yum本家のレポジトリは http で接続できるので、デフォルトで本家と接続するように設定変更しました。

下記のように設定変更すればOKです。

# vi /etc/yum/pluginconf.d/fastestmirror.conf

■ fastestmirror.conf の中身

[main]
enabled=1
verbose=0
socket_timeout=3
hostfilepath=/var/cache/yum/timedhosts.txt
maxhostfileage=10
maxthreads=15
#exclude=.gov, facebook

enabled=1 を enabled=0 に変更すればOKです。

以上です。
 

[yum] Another app is currently holding the yum lock の解決方法

CentOS5.6にて、yum を使おうとしたらエラーが出て使えませんでした。解決方法を調べたのでメモ。

■ エラー内容

Another app is currently holding the yum lock

■ 解決方法

yum のプロセスがバックグラウンドで動いているとこうなるので、 # ps aux | grep yum で yum が動いている PID を特定して kill すればyumが使えるようになります。

・参考:Another app is currently holding the yum lockとは – [yum/Linux [Red Hatなど]] ぺんたん info はてなブックマーク - Another app is currently holding the yum lockとは - [yum/Linux [Red Hatなど]] ぺんたん info

ちなみに、yum のコマンドリストは下記のサイトを参考にしました。

@IT:yumコマンドでよく利用するコマンド はてなブックマーク - @IT:yumコマンドでよく利用するコマンド

以上です。

[仮想OS] VMwarePlayer に CentOS を開発用サーバーとしてインストール

Windows7にて、VMware Player 上に開発用サーバとして CentOS 5.6 をインストールしました。

インストール手順は、以下の記事を追っていくだけでOKです。

VMware PlayerにCentOS導入。練習用Webサーバーを構築1 はてなブックマーク - VMware PlayerにCentOS導入。練習用Webサーバーを構築1

ここでは、これを読んでも分からなかった部分を補完した記事を書きます。
 

手順1 VMware Playerのインストール

VMware Playerをダウンロードして、インストールします。

VMware Player :簡単に仮想マシンを実行できる無償ソフトウェア
 

手順2 仮想マシンの設定

CentOSを仮想マシンにインストールします。今回は開発上の都合で32bit版を入れます。

CentOS 5.6 x86 (32bit版)

ちなみに「LiveCD」はお試し版なので、4GBぐらいある「正式版」をダウンロードします。正式版のDLは、BitTorrentでDLするか、ネットインストール用のISOをDLするかの2通りがあります。

今回は、ネットインストール用のISOファイルをDLして、インストールしました。

(何度もインストールする可能性がある場合は、BitTorrent からDLしてISOファイルを持っておいた方がよさげです。)

・DLサイト:www.centos.org – centos.org content

CentOS 5.6 x86だとISOファイルは「CentOS-5.6-i386-netinstall.iso」です。インストールするゲストOSの種類は「Linux」、バージョンは「CentOS」を選択します。

この後はサイトの手順通りにサクサク進めていきます。
 

手順3 VMware PlayerでCentOSのネットインストーラー起動

インストール方法を聞かれるので、ネットインストール用ISOを選択しているのでFTPを選択します。FTPサイトとディレクトリの指定ですが、Software archives at ftp.riken.jpのページにてURL(http://ftp.riken.jp/)からディレクトリの階層をたどれば分かります。

CentOS 5.6 32bitの場合のURLは以下のようになります。

web site name: ftp.riken.jp
CentOS directory: Linux/centos/5.6/os/i386/

他にも、CentOS 5.5 64bitの場合のURIは以下のようになります。

web site name: ftp.riken.jp
CentOS directory: Linux/centos/5.5/os/x86_64

「インストールプロセスを開始しています。数分かかる事があります…」と表示されますが、FTP接続でインストールする場合は数分どころではありません。

(僕は20分ぐらい待ちました。回線の混雑状況によって1時間以上かかる場合もあるそうです。)
 

手順4 VMware PlayerにCentOSをインストール開始

ここもサクサク進めていく。但し、以下の2点だけ注意する。

  • 「地域の選択」にて、「システムロックでUTCを使用」のチェックを外す
  • インストール時に含めるモジュールを選択する
    (自分で設定できるなら、できるだけ最小限にインストールした方が要らない物まで入らなくていいらしい)

自分は下記のものだけインストールしました。

  • 「アプリケーション」:エディタ
  • 「開発」:開発ツール
  • 「サーバー」:サーバー
  • 「ベースシステム」:ベース

この後も同様にサクサクとインストールを進めていきます。
 

手順5 Apache、MySQL、PHPをインストール

CentOSのインストールが完了したら、仮想サーバーとして動かすために、MySQL、Apache、PHPの順番でそれぞれソースコードからコンパイルしてインストールします。

これらのインストール作業手順については別記事でご紹介します。

以上です。