カテゴリー : 2011年 11月

[エラー] Invalid row key specified: ~ , referred to in ~

Symfony1.4にて、フィクスチャーファイルからデータベースにデータを入れようとしたらエラー。

# php symfony doctrine:data-load

■ エラー内容

Invalid row key specified: (user) , referred to in (rental) Rental_4

MySQLの外部キー制約のため、関連付けのある部分に値がを入れておらず、エラーになっていました。

mysql> show create table rental;
+--------+--| Table  | Create Table
---------------------------------------+
| rental | CREATE TABLE `rental` (
  `id` bigint(20) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
  `user_id` bigint(20) DEFAULT NULL,
  `rented_at` datetime DEFAULT NULL,
  `returned_at` datetime DEFAULT NULL,
  `delete_flag` tinyint(1) NOT NULL DEFAULT '0',
  `created_at` datetime NOT NULL,
  `updated_at` datetime NOT NULL,
  `slug` varchar(255) COLLATE utf8_unicode_ci DEFAULT NULL,
  PRIMARY KEY (`id`),
  UNIQUE KEY `rental_sluggable_idx` (`slug`),
  KEY `user_id_idx` (`user_id`),
  CONSTRAINT `rental_user_id_user_id` FOREIGN KEY (`user_id`) REFERENCES `user` (`id`) ON DELETE CASCADE
) ENGINE=InnoDB DEFAULT CHARSET=utf8 COLLATE=utf8_unicode_ci |
+--------+----------------------------+

ここの設定のせいで、外部キーがあるカラムをNULLにできませんでした。

CONSTRAINT `rental_user_id_user_id` FOREIGN KEY (`user_id`) REFERENCES `user` (`id`) ON DELETE CASCADE

■ 解決方法

MySQLにログインして、下記のコマンドで外部キーを削除します。

・参考:MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル (オンラインヘルプ) :: 9.4.4 FOREIGN KEY 制約

ALTER TABLE tbl_name DROP FOREIGN KEY fk_symbol;

あと、関連付けのあるカラムのfixtureファイルの書き方なんですが、以下のように書いてはいけません。

Rental:
  Rental_1:
    User:               [User_1]
    rented_at:          '2011-01-01'
    returned_at:
    delete_flag:        0
  Rental_2:
    User:
    rented_at:
    returned_at:
    delete_flag:        0

Rental_2 の User: のように書くと、Userに対応するオブジェクトを探しに行って、なくてエラーになるそうです。

代わりに、User: の部分を user_id: と書けばOKです。もしくは、値を入れないので user_id: そのものを書かないという選択肢もあります。

以上です。

[エラー] Unable to parse string: Unable to parse line ~. [Symfony1.4]

Symfony1.4にて、データベースにフィクスチャーファイルを読み込んだ際にエラーが出ました。

# php symfony doctrine:data-load

■ fixture.yml

Book:
  Book1
    isbn:               9784478012031
    asin:               4478012032
    title:              もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
    memo:               |
                        敏腕マネージャーと野球部の仲間たちが甲子園を目指して奮闘する青春小説。

■ エラー発生その1

Unable to parse string: Unable to parse line 34 (Book1).

Book1 の後に : がありませんでした。 : を付けて解決。
 

■ エラー発生その2

Unable to parse string: A YAML file cannot contain tabs as indentation at line 46 ( 敏腕マネージャーと野球部の仲間たちが甲子園を目指して奮闘する青春小説。).

タブがいけなかった。YAMLは行の先頭付近はタブでのインデントはダメらしいです。

以上です。

[Apache] SSL環境を構築する方法

Apache + SSL 環境を構築したので手順をメモ。

ほぼ下記の記事を読めばOKです。

[Think IT] 第7回:Apache+SSL環境を構築しよう! (1/3)

以下、手順です。
 

ApacheのSSL設定

まず、SSL用の設定ファイル httpd-ssl.conf を読み込むようにコメントアウトを外します。

# vi /usr/local/apache2/conf/httpd.conf
Include conf/extra/httpd-ssl.conf

次に、httpd-ssl.conf を編集します。

# vi /usr/local/apache2/conf/extra/httpd-ssl.conf

VirtualHost にグローバルIP、DocumentRoot、ServerName、ServerAdmin を適宜、変更します。

また、SSLCertificateFile と SSLCertificateKeyFile の箇所をそれぞれ証明書のパス、秘密鍵のパスに変更します。

<VirtualHost xxx.xxx.xxx.xxx:443>
DocumentRoot "/usr/local/apache2/htdocs"
ServerName example.com:443
ServerAdmin [email protected]
 
SSLCertificateFile "/usr/local/apache2/conf/server.crt"
SSLCertificateKeyFile "/usr/local/apache2/conf/server.key"

最後に、変更が完了したら、Apacheを再起動します。

# service httpd configtest
# service httpd restart

以上です。

[SSH] Putty用の秘密鍵をPoderosa用に作成する方法

Windows用 SSH クライアントをPuttyからPoderosaへ乗り換えました。

そのときに秘密鍵もPutty用のものからPoderosa用に作成し直す必要があったので、手順をメモ。
 

■ 秘密鍵のファイル名

  • Putty: id_rsa_putty.ppk
  • Poderosa: id_rsa_poderosa.sshcom

■ 手順

1. 公開鍵/秘密鍵作成ツール PuTTYgen にて「File」→「Load private key」で Putty用 秘密鍵 id_rsa_putty.ppk を読み込む

2.「Conversions」→「Export ssh.com key」で Poderosa用 秘密鍵を作成する(ここではファイル名を id_rsa_poderosa.sshcom としました)

以上です。

【参考】

Puttyで使ってた秘密鍵をPoderosaに移行する方法 – ABラボラトリ はてなブックマーク - Puttyで使ってた秘密鍵をPoderosaに移行する方法 - ABラボラトリ

OpnSSHの鍵をPoderosa用に変換する: 端っこなひとの備忘録 はてなブックマーク - OpnSSHの鍵をPoderosa用に変換する: 端っこなひとの備忘録

[Security]「SQLインジェクション対策」を理解するときに読むべきサイト

『よくわかるPHPの教科書』の著者 徳丸浩氏のブログを参考にして、「SQLインジェクション対策」を理解するときに読むべき記事を自分用にまとめました。

・参考:「SQLインジェクション対策」でGoogle検索して上位15記事を検証した – ockeghem(徳丸浩)の日記 はてなブックマーク - 「SQLインジェクション対策」でGoogle検索して上位15記事を検証した - ockeghem(徳丸浩)の日記

まず、上記記事のまとめ部分から抜粋。

  • SQLを動的に組み立てない
  • SQLのパラメータ指定には静的プレースホルダを用いる

この2つを守っている限り、アプリケーションやSQL呼び出しライブラリなどにバグがあっても、原理的にSQLインジェクション脆弱性は発生しません。

SQLインジェクションについて書くときに以下のメッセージを必ず含めて欲しいです。

  • 単にプリペアドステートメントを使え
  • 絶対に文字列結合でSQLを構築しようとしてはいけない
  • IPAの「安全なSQLの呼び出し方」を読むこと

引用元:[SQLインジェクション対策]Webアプリケーションとかの入門本みたいのを書く人への心からのお願い。 – *「ふっかつのじゅもんがちがいます。」withぬこ

プリペアドステートメントって何?って方はココら辺に分かりやすく書いてあるのでおすすめ。

プリペアドステートメント – データベース接続(PEAR::DB) – PEAR入門 はてなブックマーク - プリペアドステートメント - データベース接続(PEAR::DB) - PEAR入門

PHP: プリペアドステートメントおよびストアドプロシージャ – Manual はてなブックマーク - PHP: プリペアドステートメントおよびストアドプロシージャ - Manual
 

以下、「SQLインジェクション対策」を理解するときに読みたい記事たち。

・初心者向け:[SQLインジェクション対策]Webアプリケーションとかの入門本みたいのを書く人への心からのお願い。 – *「ふっかつのじゅもんがちがいます。」withぬこ はてなブックマーク - [SQLインジェクション対策]Webアプリケーションとかの入門本みたいのを書く人への心からのお願い。 - *「ふっかつのじゅもんがちがいます。」withぬこ

・中級者向け:PHPでのSQLインジェクション対策 – エスケープ・クォート編 — Let’s Postgres はてなブックマーク - PHPでのSQLインジェクション対策 - エスケープ・クォート編 — Let's Postgres

基本を抑えたら、IPAの「安全なSQLの呼び出し方」を読む。

情報処理推進機構:情報セキュリティ:脆弱性対策:安全なウェブサイトの作り方 はてなブックマーク - 情報処理推進機構:情報セキュリティ:脆弱性対策:安全なウェブサイトの作り方

以上です。

[Symfony] Apache標準の404 Not Found が表示されるので mod_rewrite を有効にする

Symfony 1.4 にて、prod環境にするとApache標準の404 Not Found が表示されるという症状に陥りました。

Apache の mod_rewrite を有効にすることで解決したので、その手順をメモ。

他にもdev環境からprod環境へ切り替えると動作しない時の対処方法があるみたいなので、困ったら下記の記事を読みましょう。

dev環境からprod環境に変えると動かなくなる時の対処方法 « symfonyで開発日記 はてなブックマーク - dev環境からprod環境に変えると動かなくなる時の対処方法 « symfonyで開発日記

今回の症状は、

http://example.com/index.php/login
http://example.com/frontend_dev.php/login

とかだとアクセスできるけど、

http://example.com/login

だとアクセスできない状態でした。
 

Apache の mod_rewrite が有効か確認する

まず、mod_rewrite が有効になっているか確認するには、apachectl に -l オプションを付けて、コンパイル済みのモジュールリストを確認します。

# /usr/local/apache2/bin/apachectl -l
Compiled in modules:
 
  mod_rewrite.c

mod_rewrite.c があればOK.

なければ、config.nice に –enable-rewrite オプションを付けて再コンパイルして、インストールし直します。
 

mod_rewrite を有効にして再インストールする

# /usr/local/src/httpd-2.2.21/config.nice --enable-rewrite
# make
# make install

ちなみに、make install を実行しても今あるドキュメント、 ログファイル、設定ファイルは上書きされないみたいです。

・参考:コンパイルとインストール – Apache HTTP サーバ はてなブックマーク - コンパイルとインストール - Apache HTTP サーバ

インストール後に、もう一度 apachectl -l で mod_rewrite.c があるか確認します。

以上です。

[Apache] VirtualHost(バーチャルホスト)を設定するときに読む記事

Apache の VirtualHost(バーチャルホスト)を設定するときに読む記事をまとめました。

名前ベースの仮想ホスト – 仮想ホストの設定 – Apache入門 はてなブックマーク - 名前ベースの仮想ホスト - 仮想ホストの設定 - Apache入門

apache2.2 バーチャルホストの設定 前編 はてなブックマーク - apache2.2 バーチャルホストの設定 前編

apache2.2 バーチャルホストの設定 後編 はてなブックマーク - apache2.2 バーチャルホストの設定 後編

バーチャルホストの例 – Apache HTTP サーバ はてなブックマーク - バーチャルホストの例 - Apache HTTP サーバ
 

[Ruby on Rails] コントローラの作成と命名規則

Ruby on Railsにて、rails generate コマンドでコントローラを作成するときの命名規則を調べたのでメモ。

コントローラの名前は「CamelCased(キャメルケース)」か「under_scored(アンダースコアード)」のどちらかの方式で指定できます。

■ CamelCased(キャメルケース) の例

$ rails generate controller FacebookUsers

■ under_scored(アンダースコアード) の例

$ rails generate controller facebook_users

結論としては、いずれの方式も作成されるファイル名は「under_scored」の形式となり、作成されるクラス名は「CamelCased」の形式となるみたいです。

【参考】

コントローラの作成と命名規則 – コントローラ – Ruby on Rails入門 はてなブックマーク - コントローラの作成と命名規則 - コントローラ - Ruby on Rails入門
 

[Mac] Node.js と npm をインストールする方法 [Homebrew]

Macに Node.js と npm をインストールする方法を調べたのでメモ。

node.js を homebrew でインストールする

$ brew install node

正常にインストールされたことを確認します。

$ node -v
v0.4.11

 

npm を homebrew でインストールできない…

Homebrew の npm formula は、収録のポリシーに沿わない( https://github.com/mxcl/homebrew/wiki/Acceptable-Formula )として最近、取り除かれたそうです。

メッセージにあるように curl http://npmjs.org/install.sh | sh でインストールすべきみたいです。

$ brew install npm
Error: No available formula for npm
npm can be installed thusly by following the instructions at
  http://npmjs.org/
 
To do it in one line, use this command:
  curl http://npmjs.org/install.sh | sh

 

npm を curl経由でインストールする

$ curl http://npmjs.org/install.sh | sh

正常にインストールされたことを確認します。

$ npm -v
1.0.103

以上です。


参考情報

node.jsとnpmのインストール – 自分の感受性くらい

MacOSXでnode.js/npm/nvmをインストール – tagomorisのメモ置き場

[Rails 3.1.0] ActionView::Template::Errror (application.css isn’t precompiled)

Ruby on Rails 3.1.0 にて、アプリケーションを作成してdevelop環境は作らずに、Heroku上のstaging環境でいきなり動かしたら以下のようなエラーが発生しました。

ActionView::Template::Errror (application.css isn't precompiled)

対応策としては、config.assets.compile を true にすればOKです。

■ config/environments/staging.rb

# Don't fallback to assets pipeline if a precompiled asset is missed
# config.assets.compile = false
config.assets.compile = true

以下、stackoverflowに書かれていた説明と自分で翻訳したもの。

By default Rails assumes that you have your files precompiled in the production environment, if you want use live compiling (compile your assets during runtime) in production you must set the config.assets.compile to true. You can use this option to fallback to Sprockets when you are using precompiled assets but there are any missing precompiled files. If config.assets.compile option is set to false and there are missing precompiled files you will get an “AssetNoPrecompiledError” indicating the name of the missing file.

デフォルトの設定によって、RailsはProduction環境でプリコンパイル済みのファイルがあることを想定しているので、もしProduction環境でライブコンパイル(runtime中にアセットをコンパイルすること)を使いたいなら、config.assets.compile を true にしなければならない。プリコンパイル済みファイルが全くないが、プリコンパイル済みのアセットを使おうとしているとき、Sprockets *1 の代替策としてこのオプションを使うことができる。config.assets.compile のオプションが false に設定されていて、プリコンパイル済みのファイルがない場合、存在しないファイル名を指して“AssetNoPrecompiledError”が発生するでしょう。

*1 Sprockets: Rubyで書かれたJavaScriptプリプロセッサで、複数のJavaScriptソースファイルを1つにまとめるのが主な機能

【参考】

rails 3.1.0 ActionView::Template::Errror (application.css isn’t precompiled) – Stack Overflow はてなブックマーク - rails 3.1.0 ActionView::Template::Errror (application.css isn't precompiled) - Stack Overflow

Asset Pipelineを備えたRails 3.1のリリースに向けて、その根幹を担うSprocketsをちょっと触っておくことにした。 – Sooey はてなブックマーク - Asset Pipelineを備えたRails 3.1のリリースに向けて、その根幹を担うSprocketsをちょっと触っておくことにした。 - Sooey

Ruby on Rails Guides: Asset Pipeline はてなブックマーク - Ruby on Rails Guides: Asset Pipeline