ドキュメント化するとメンテナンスコストが掛かるので「社内の誰が専門家か?」だけ分かればとりあえずOK

いつかのアニメ鑑賞会で伊藤直也さんから教えてもらった「トランザクティブ・メモリー」の内容を、そのまま社内の日報メールで共有することがあったので、一部抜粋して記事にしてみました。

以下、日報メールの内容を一部抜粋したものです。

僕)

ノウハウが共有される良い文化が営業部にも根付いてきていて良いですね!

Hさん)
昨日、某氏とも話していたのですが、前例が参考にされないパターンってめっちゃあると思うんですよね。
Google ドキュメントにまとめていても検索しない、見つけられないなどありそうです・・・。
開発チームでなにか情報共有のノウハウがあれば教えていただきたいです!

僕)

組織全体が「同じ知識を記憶すること」ではなく、「組織内で『誰が何を知っているか』を把握すること」である

という考え方があります。

少し前に、エンジニア界隈の有名人 伊藤直也さんから教えてもらたことで、それが下記の記事です。

ドキュメント化ってメンテナンスコストが掛かるので、「社内の誰が専門家か?」だけ分かればとりあえずOKで、よくある質問は質問される人 or 質問した人が自然とドキュメント化していく流れが理想なのかなと思ってます。

僕も質問される頻繁が高い内容はドキュメント化しています。

営業部で Trello の運用がスタートしたと思うので、やりながら運用で困ってることを相談してもらえると嬉しいです。
僕が知っていればノウハウを共有できるのかなと思ってます!

その後、H さんは記事中に載っていた「ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学」という本を読んでその内容を共有してくれました。

良書みたいです。

「トランザクティブ・メモリー以外に◯◯という内容もとても参考になりました!」と教えてくれたのだけど、肝心のキーワードを忘れてしまいました。まあ、その人が知ってるのでその人に聞けばいいんですけどね。