[仮想OS] VMwarePlayer に CentOS を開発用サーバーとしてインストール

Tadashi Shigeoka ·  Mon, August 29, 2011

Windows7にて、VMware Player 上に開発用サーバとして CentOS 5.6 をインストールしました。

インストール手順は、以下の記事を追っていくだけでOKです。

VMware PlayerにCentOS導入。練習用Webサーバーを構築1 はてなブックマーク - VMware PlayerにCentOS導入。練習用Webサーバーを構築1

ここでは、これを読んでも分からなかった部分を補完した記事を書きます。  

手順1 VMware Playerのインストール

VMware Playerをダウンロードして、インストールします。

VMware Player :簡単に仮想マシンを実行できる無償ソフトウェア  

手順2 仮想マシンの設定

CentOSを仮想マシンにインストールします。今回は開発上の都合で32bit版を入れます。

CentOS 5.6 x86 (32bit版)

ちなみに「LiveCD」はお試し版なので、4GBぐらいある「正式版」をダウンロードします。正式版のDLは、BitTorrentでDLするか、ネットインストール用のISOをDLするかの2通りがあります。

今回は、ネットインストール用のISOファイルをDLして、インストールしました。

(何度もインストールする可能性がある場合は、BitTorrent からDLしてISOファイルを持っておいた方がよさげです。)

・DLサイト:www.centos.org - centos.org content

CentOS 5.6 x86だとISOファイルは「CentOS-5.6-i386-netinstall.iso」です。インストールするゲストOSの種類は「Linux」、バージョンは「CentOS」を選択します。

この後はサイトの手順通りにサクサク進めていきます。  

手順3 VMware PlayerでCentOSのネットインストーラー起動

インストール方法を聞かれるので、ネットインストール用ISOを選択しているのでFTPを選択します。FTPサイトとディレクトリの指定ですが、Software archives at ftp.riken.jpのページにてURL(http://ftp.riken.jp/)からディレクトリの階層をたどれば分かります。

CentOS 5.6 32bitの場合のURLは以下のようになります。

web site name: ftp.riken.jp CentOS directory: Linux/centos/5.6/os/i386/

他にも、CentOS 5.5 64bitの場合のURIは以下のようになります。

web site name: ftp.riken.jp CentOS directory: Linux/centos/5.5/os/x86_64

「インストールプロセスを開始しています。数分かかる事があります…」と表示されますが、FTP接続でインストールする場合は数分どころではありません。

(僕は20分ぐらい待ちました。回線の混雑状況によって1時間以上かかる場合もあるそうです。)  

手順4 VMware PlayerにCentOSをインストール開始

ここもサクサク進めていく。但し、以下の2点だけ注意する。

  • 「地域の選択」にて、「システムロックでUTCを使用」のチェックを外す
  • インストール時に含めるモジュールを選択する (自分で設定できるなら、できるだけ最小限にインストールした方が要らない物まで入らなくていいらしい)

自分は下記のものだけインストールしました。

  • 「アプリケーション」:エディタ
  • 「開発」:開発ツール
  • 「サーバー」:サーバー
  • 「ベースシステム」:ベース

この後も同様にサクサクとインストールを進めていきます。  

手順5 Apache、MySQL、PHPをインストール

CentOSのインストールが完了したら、仮想サーバーとして動かすために、MySQL、Apache、PHPの順番でそれぞれソースコードからコンパイルしてインストールします。

これらのインストール作業手順については別記事でご紹介します。

以上です。