Nodeビギナーズブックを読んで、“Node.jsは実行環境とライブラリの2つから成っている” という表現が個人的にしっくりきたので、忘れないようにメモしておきます。
サーバサイドJavaScript
最初にJavaScriptが日の目を見たのは、ブラウザ上でした。 しかしこれは単なるコンテキストに過ぎません。 コンテキストによってその言語でできることは決まってきますが、 それはその言語自体ができることとイコールというわけではありません。 JavaScriptは”完全な”言語であり、様々なコンテキストで使えます。 他の言語でやっていることは、すべてJavaScriptでもできます。
Node.jsもまた、ひとつのコンテキストに過ぎません。 Node.jsによって、JavaScriptはバックエンド、ブラウザの外で動作できるのです。
バックエンドでJavaScriptが動作するには、インタープリターで変換され、 そして実行されなければなりません。これをNode.jsが行います。 内部ではGoogleのV8 VMが利用されています。 V8 VMはGoogle Chromeが使用しているJavaScriptの実行環境そのものと同じです。
それに加えて、Node.jsにはたくさんの便利なモジュールが同梱されています。 全てを1から作る必要はないのです。例えばコンソールに文字列を出力するモジュールなどがあります。
つまりNode.jsは、実行環境とライブラリの2つから成っているのです。