GitHub のリポジトリを Bitbucket のプライベートリポジトリへ fork みたいな管理をしつつ、開発する方法をご紹介します。
GitHub に Public リポジトリとして公開されている mastodon を Bitbucket の Private リポジトリとして扱いたくなりました。
理由としては、Bitbucket は Private リポジトリが無料 で使えるためです。
GitHub でそのまま fork してしまった方が楽なのですが、GitHub で Private リポジトリを使う場合、毎月 $7 かかるので使ってません。
本記事は、私のように無料で使える Bitbucket で Private リポジトリを運用したい開発者向けの内容です。
GitHub にあるリポジトリを Bitbucket へ fork して開発する方法を順番に説明していきます。
まず Bitbucket に Private repository を作成します。リポジトリ名は GitHub 側と同じ mastodon にしました。
GitHub にあるリポジトリを git clone でローカル環境にもってきます。
git clone [email protected]:tootsuite/mastodon.git mastodon
ローカル環境のリポジトリを Bitbucket に作った Private リポジトリへ git push すれば fork っぽいフローの完成です。
cd mastodon
git push [email protected]:your_user/mastodon.git master
今後は git pull と git push [email protected]:your_user/mastodon.git master で GitHub と Bitbucket 間のリポジトリを同期しましょう。
毎回 git push [email protected]:your_user/mastodon.git master するのは面倒なので git のリモートリポジトリに Bitbucket を追加しておきましょう。
まず、origin が GitHub の mastodon リポジトリ本家だけであることを確認します。
$ git remote -v
origin [email protected]:tootsuite/mastodon.git (fetch)
origin [email protected]:tootsuite/mastodon.git (push)
git remote add [shortname] [url] で新しいリモート Git リポジトリを追加します。
$ git remote add bitbucket [email protected]:your_user/mastodon.git
再び git remote -v すると bitbucket というショートネームでリモートリポジトリが追加されていることが確認できました。
$ git remote -v
bitbucket [email protected]:your_user/mastodon.git (fetch)
bitbucket [email protected]:your_user/mastodon.git (push)
origin [email protected]:tootsuite/mastodon.git (fetch)
origin [email protected]:tootsuite/mastodon.git (push)
GitHub のリポジトリを Bitbucket へプライベートリポジトリへ fork っぽく運用するためのセットアップ手順、いかがでしたでしょうか?
現在、私は GitHub を Bitbucket へ fork しつつ開発していますが、最初のセットアップ以外は特に手間と感じる部分はありません。
無料で Private リポジトリを運用したい方はぜひ参考にしてみてください。