フルリモートワークなエンジニア組織で Engineering Manager のやってること、考えていることをご紹介します。
?本記事は Engineering Manager Advent Calendar 2019 の3日目です。
2012年の創業以来、ほとんどのエンジニアが基本出社していた組織で Engineering Manager (以下、EM) をやっていて、2018年からフルリモートワーク可能な組織に切り替わりました。
詳しくは フルリモートワーク対応企業 〜 Tokyo Otaku Mode エンジニアのリモートワーク遍歴 をご一読ください。
フルリモートワーク組織で働く上で欠かせない & 役立つツールをご紹介します。
フルリモートワーク制度が導入される以前からですが、1on1 で話したいことを事前に書き留めておく連絡ノート的な役割として Google ドキュメントを活用しています。
伝えないといけないことをその都度 Slack DM してしまうと、エンジニアの Productivity (生産性) が低下すると考えて、緊急度の高い事項以外は Google ドキュメントに書き溜めて 1on1 のときに伝えるようにしています。
勤務開始時間が 8:30 ~ 10:30 までの間で人によってバラバラなので、フルリモートワーク組織だと細やかな勤怠連絡をすることが肝心だと考えています。
そこで、フルリモートワーク制度が導入されてすぐ Slack に #dev_attendance というチャンネルを作成して、すべての勤怠連絡はここに書いてもらうことにしました。
日によって勤務開始時間を変更することもできるので、その連絡もすべて Slack #dev_attendance に投稿してもらっています。
また、出社型組織だと近くに座っている人に「ちょっとコンビニに行ってきます」と伝えるだけでよかったですが、フルリモートワークだとそれすら細やかに共有しないと他の人には分からないので、そういう連絡も Slack #twitter-username という社内ツイッターチャンネルに各自投稿しています。
個人的にはフルリモートワーク組織で働くのはとてもシビアだと思っています。
出社型組織の場合、出社して椅子に座っていれば仕事をしていると見なされるかもしれません。
しかし、フルリモートワーク組織だと、オンライン or オフラインでしか稼働状況を確認できないのでアウトプットが出てないと何も仕事をしてなかったと判断されても仕方ないと思ってます。
逆に言うと、出社してオフィスに居ることを確認できたら「仕事してるな」と思っている方がいれば、その考え方を見直した方が良いかもしれません。
以上、フルリモートワークなエンジニア組織で Engineering Manager をやっている、現場からお送りしました。
※ 忌引き休暇最終日だったのでまず公開しましたが、後日できたら加筆修正します ✍️