Sentry raven-js で特定のブラウザの JavaScript エラーを送信しない方法

Tadashi Shigeoka ·  Thu, December 12, 2019

Sentry raven-js で特定のブラウザの Client-side JavaScript エラーを送信しないサンプルコードをご紹介します。

Sentry

背景

Sentry raven-js を利用している

本記事は raven-js でのお話です。

イマドキは @sentry/browser の方を利用するので、新しく利用する場合はこちらを使いましょう。

サポート対象外のブラウザのエラーは検知したくない

Internet Explorer 11 (IE11) より前の IE はさすがにサポート対象外にしているので、そのブラウザで発生した Client-side JavaScript エラーは Sentry に送信してほしくないというのが背景です。

Sentry で特定のブラウザの JavaScript エラーを送信しない

IE 11 より前のバージョンはエラー送信しないサンプルコード

Raven.config('https://[email protected]/12345', {
  shouldSendCallback(data) {
    var ua = window.navigator.userAgent.toLowerCase();

    // IE11 より前の IE はエラーを送らない
    if (ua.indexOf('msie') !== -1) {
      return false;
    }
    return true;
  }
}).install();

以上、Sentry (Raven) で特定のブラウザの Client-side JavaScript エラーを送信させたくない、現場からお送りしました。

参考情報