『ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書』河原あず(著) を読んだので、書籍から得た知見をご紹介します。
コミュニティづくりを学びたく、この本を読みました。
以下、印象に残った箇所の引用とメモです。
ここはあまり申し込みが入らず、イベントの主催者にとっては胃の痛くなる時期でもあります。 経験的に、およそ3週間ほどで申込総数の2割程度しか申し込みは入りません。このことを事前に知っておけば、精神的な余裕もできるはずです。 この時期は、イベント当日のスケジュールがまだ決まっていない人が多く、申し込む決断がしづらいのです。ここで集客活動を繰り返してもそれほど効果は見込めません。 ただし、この時期の対策がとても重要です。停滞期には、参加を検討する人がイベントの存在を忘れないように情報を発信し続けましょう。
?イベント公開後3週間ほどでは2割程度しか集まらない。
この期間に、申込総数の半分近くになる4%が参加を決めます。この時期になると、参加を検討する人のイベント当日の予定が決まるので、参加の可否が判断できるようになるのです。ここで一気に集客を加速させましょう。 この時期は、SNSなどを活用して参加を検討する人にイベント情報を届けましょう。
?開催日の1週間以内で45%が参加を決める。
一方で、無料イベントの場合はばらつきがあります。水曜日と金曜日は参加率が55%と低くなる結果が出ています。
?無料イベントは水金は避ける。
しかし無料イベントの場合、18時台にスタートすると参加率がかなり下がります。20時以降にスタートするイベントでは、参加率が上がる傾向にあることが分かります。
?無料イベントは20時以降にスタートする。
コミュニティ運営者の情熱をしっかりと届けたいなら、イベントの規模はおよそ30人〜50人くらいが最適です。
?イベントの規模は30〜50人が最適。
その際に覚えておくといいのが「マルサン・コミュニティの法則」です。「3つのマル」でコミュニティを捉える考え方で、コミュニティ参加者を3つのグループに分けます。 活動に積極的に関わる「コア(マルイチ)」と、数回に1度はイベントに参加する程度の「常連(マルニ)」、そして新たな参加者の「新人(マルサン)」です。 コミュニティがほどよく活性化するのは、この3つのマルの構成比率が「1対1対1」の状態 のとき。
?コア:常連:新人=1:1:1の法則
・小さなコストでコミュニティを運営する ・イベントなどの活動を赤字にしない ・上司や、上司の上司に成果を報告する ・管理部門の中にも仲間をつくる
?小さなコミュニティ、赤字にしない、関係者へ報告と仲間づくり。
以上、コミュニティづくりを実践していきたい、現場からお送りしました。