Heroku が動いているサーバーはどこの国にあるのか調べてみると、現在は Amazon EC2 北米リージョンのみだそうです。(2012年1月7日 時点)
情報元をいくつか引用します。
HerokuはAmazon EC2で動いていますが、東京リージョンでは動きません。もちろん、太平洋を往復する数百msの遅延を気にしなければ、日本から北米リージョンのHerokuを使うことに何の問題もないわけですが、遅延は小さいに越したことはありません。静的ファイルをCDNに置くなどの工夫も少なくて済むケースがあることでしょう。
Amazon EC2 East Region の Response Times をグラフ化している資料があります。
HTTP Response Time \\ ms 0 to 300, (31%) 300 to 400, (15%) 400 to 500, (13%) 500 to 750, (20%) >750, (21%)
これを見ると、日本からのアクセスだとレスポンスタイムは高々、300msということが分かります。
Amazon EC2 の東京リージョンに Heroku が対応してくれると嬉しいのですが、現状でもそんなにストレス無く日本から使えるのではないかと思います。
Heroku runs on Amazon Web Services in the US East Region, which means that transfers to the S3 US Standard Region are completely free.
Amazonクラウドの大規模障害を経て、これからは「データセンターはいつか落ちる」ことがサービス設計の前提となる - Publickey
以上です。