GitHub SponsorsとOpen CollectiveどちらがOSSへのスポンサードに適しているか調べた情報をご紹介します。
GitHub SponsorsとOpen CollectiveどちらがOSSへのスポンサードに金額の観点で適しているか調べてみました。
Open Collective を使ってみた - V - Medium
GitHub スポンサーは個人は無料、組織だと 6 % かかる(請求書支払いだと 3% に下げられるがめんどくさい)。なので Open Collective は魅力的かもしれない。
— V (@voluntas) November 17, 2023
金額の観点だけだと、個人でのスポンサードはGitHub Sponsorsを利用するのが良さそうです。
GitHub Sponsors は個人アカウントからスポンサーシップの費用を請求しないので、これらのスポンサーシップの 100% がスポンサー付きの開発者あるいは組織に渡ります。 GitHub Sponsors では、Organization アカウントからのスポンサーシップに対して最大 6% の料金が課金されます。 6% の料金は次のように分割されます。
- 3% のクレジット カード処理料金
- 3% の GitHub サービス処理料金
組織は、スポンサーシップの請求課金に切り替えることで、3% のクレジット カード処理料金を節約できます。 詳しくは、「請求書による GitHub Sponsors への支払い」を参照してください。
以下のように記載されていましたが、本当に3%なのかよくわかりませんでした。
使ってみた感想なのですが、まず手数料が 3% 程度で GitHub スポンサーより安いというのがとてもとても大きいです。
Open Collectiveの公式サイトやドキュメントを確認したところ、「ホスト手数料」の設定次第と理解しています。
$0:コレクティブにホスト手数料を請求しない場合 ¹15%:ホスト手数料の収益のうち、プラットフォームが受け取る割合 ²
(1) Stripe、PayPal、またはWise を使用する場合、決済代行手数料が発生します。
(2) 例えば、ホスト手数料が10%で、コレクティブが1,000ドルの収益を上げた場合、ホスト手数料収益は100ドルです。プラットフォームはそのうちの15ドル(15%)を受け取ります。
引用元:Open Collective - Make your community sustainable. Collect and spend money transparently.
Fees Open Collective is free for Collectives, and for Hosts who do not charge a Host Fee to the Collectives they Host. If you do opt to charge a Host Fee, then 15% of that revenue will be charged as the Platform Share. I.e, if you charge a 10% Host Fee and your Collectives bring in $1,000, Host Fees will be $100 and of that 15% ($15) goes to Open Collective.
以上、GitHub SponsorsとOpen Collectiveを使い分けながら、OSSへのスポンサードを継続していきたい、現場からお送りしました。