褒めるのは人前、叱るのは 1on1 で

『エンジニアのためのマネジメントキャリアパス』 に、「褒めるのは人前、叱るのは 1on1 で」というようなことが書かれていたので、ご紹介します。

エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド | The Managers Path

理想を言えば、部下がお褒めの言葉をいただくのはどちらかといえば人前で、またお叱りを受けるのはできれば 1 対 1 で、が望ましいと思います。たとえミーティングが終わった途端、上司に袖をつかまれ片隅に引っ張っていかれて「必須のフィードバック」を頂戴したとしても、必ずしもあなたの態度が目も当てられなかったせい、とは限りません。「できる上司」は心得ているのです ── フィードバックはぐずぐずとタイミングを見計らったりせず、その場で即、与えたほうが効果的なのだ、と。その一方で、「人前で褒める」は上司としてのベストプラクティスと見なされています。 上司としては、チームの一員の功績を皆に知らせるとともに、見習うべき手本を示すこともできるからです。ただし、人前で褒められるなんて願い下げ、という人はあらかじめ上司にそう言っておきましょう。上司のほうから「人前で褒められるのがいやならそう言っておいて」と事前に訊いてくれれば助かります が、そう訊いてくれない上司だからといって、あなたが独り嫌な思いをするのも良くありません。

『エンジニアのためのマネジメントキャリアパス』 P.5 より引用

  • 褒めるのは人前がベター
  • 叱るのは 1on1 がベター

たまに「人前で褒められるなんて願い下げ」という人もいるので注意が必要です。私はエンジニアマネージメントをしていて、実際にそういうケースに遭遇しました。

以上、褒めるのは人前、叱るのは 1on1 でというポイントを抑えていきたい、現場からお送りしました。