読書メモ『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之(著)
『コンサル一年目が学ぶこと』 を読んだので、書籍から得た知見をご紹介します。
背景 コンサルティングのことを理解したい
会社の事業としてコンサルティングもおこなっている、かつ、Kindle Unlimited 読み放題にあったので読みました 📚
以下、印象に残った箇所の引用とメモです。
第1章 コンサル流話す技術
01 結論から話す
結論から話す方法論としては、PREP法というものがあります。まずこの原則を理解しましょう。PREPとは、次の用語の頭文字を並べたものです。
Point = 結論
Reason = 理由づけ
Example = 具体例
Point = 結論の繰り返しで締める
📝 PREP法
06 相手に理解してもらえるように話す
勝手な思い込みは無用。自分では常識と思っていることでも、相手は何も知らないという前提で、ゼロから話す。
📝 相手は何も知らない前提でゼロから話す。
08 相手の期待値を把握する
相手の期待を超え続けることがビジネスの基本。そのためにはまず、相手の期待の中身を把握する必要がある
「ビジネスというのは、突き詰めると、相手の期待を、常に超え続けていくことにほかならない。顧客や消費者の期待を超え続けていくこと。上司の期待を超え続けていくこと」
📝 相手の期待を超え続けることがビジネスの基本
第2章 コンサル流思考術
11 ロジックツリーを使いこなす
ロジックツリーが役立つ4つの理由
1 一生使える
2 全体が俯瞰できるようになる
3 捨てる能力が身につく
4 意思決定のスピードが上がる
📝 ロジックツリーは万人にオススメしたい。
ロジックツリーによる問題解決の基本
1 論点を整理・分解する
2 各論点について数値分析をする
3 項目の重みづけをする
4 アクションに落とし込む
第4章 プロフェッショナル・ビジネスマインド
23 ヴァリューを出す
あなたのやりたいことや好みや志向はどうでもいい。たったひとつ、クライアント企業の経営にとって価値ある提案ができているか?
📝 これに尽きる。
25 「時間はお金」と認識する
最低限、自分がプロフェッショナルであるように振る舞う
📝 プロフェッショナルであるように振る舞う
試行錯誤を重ねるうちは、失敗はつきもの。スキルがないなりに、プロフェッショナルとして、最大限の努力をしているか?
📝 プロフェッショナルとして、今できる最大限の努力をすべき。
27 コミットメント力を学ぶ
がんばることにコミットしてはいけない。社内の上司にコミットしてはいけない。仕事の成果に対してコミットすること。常に自分が貢献する相手にコミットメントをもつ。
📝 コトに向かう。
①仕事内容に納得していること
②コミットメントが高い組織にいること
📝 コミットメント力が高い方が良いに決まってるので、それを高める方法を把握しておく。
29 フォロワーシップを発揮する
ムーブメントは、リーダー一人から生まれるものではありません。リーダーと同じくらいに、最初のフォロワーも大事なのです。リーダー一人でムーブメントをつくることはできない。どんな大きなムーブメントも、最初のフォロワーが重要となる。
📝 リーダーだけでなく初期のフォロワーも重要。
30 プロフェッショナルのチームワーク
チームワークとは、それぞれにしかできない役割をそれぞれが担って、チーム全体の勝利に向かって走ることです。もし、まったく同じ役割をする人が2人いたら、残念ながらどちらかは不要になります。同じ役割を果たす人は、2人もいらない。
📝 万が一に備えられないので、チームとして危うくないだろうか?
以上、コンサルティングのことを少しは理解できた、現場からお送りしました。