読書メモ『ジャパニーズ・ドリーム―――26歳上場企業社長のe革命宣言!』藤田晋(著)

『ジャパニーズ・ドリーム―――26歳上場企業社長のe革命宣言!』藤田晋(著) を読んだので、書籍から得た知見をご紹介します。

『ジャパニーズ・ドリーム―――26歳上場企業社長のe革命宣言!』藤田晋(著)

背景 20年前のサイバーエージェント藤田社長の著書

株式会社サイバーエージェント 藤田社長の著書で、未読だった20年前の本を読みました。

以下、印象に残った箇所の引用とメモです。

7章◎組織——永遠のテーマ

「個人主義」は認めない

ある人が、「怠惰で有能な人はスーパーマンである」という話をしていました。なぜなら怠惰な人は、自分ですべての仕事を抱え込むのが嫌なため、何とか自分が楽をしようと工夫をこらす。例えば業務改善能力の高い部下を選び、そこに仕事の大半を任せてしまうことばかりを考えるので、結局は下の人を育てるのがうまいというわけです。これは、組織をつくっていく上では、非常に重要な要素だと思います。

📝 怠惰で有能な人は、組織づくりの重要な要素。

全部自分で抱え込んで仕事をしたい人は、「個人商店」をやるべきです。個人でやるというのは、会社や組織にしてみれば、何もやってないのと一緒です。強い組織をつくるためには、私が仮にいなくなっても、経営には影響のない状態をつくらなければなりません。そのためにも「属人的」な要素は、今後ともできる限り排除しなくてはなりません。

📝 強い組織をつくるには属人性を排除する。

以上、個人主義から脱却した強い組織をつくりたい、現場からお送りしました。