本日、久しぶりにビジネスミーティングで英語を話す機会がありました。しばらく英語を話す機会がなかったので、正直なところ英語をちゃんと話すことができるか、専門用語をスムーズに使いこなせるか不安を覚えていました。
そこで思いついたのが、以前から耳にしていた「ChatGPTの音声モードを使った英会話練習」です。リハビリを目的として、ミーティング前に試してみることにしました。
結論から言うと、これが想像を超えて素晴らしい体験でした。これまでオンライン英会話なども試したことがありますが、それらとはまた違った利点を感じました。
当たり前ですが、これは非常に大きなメリットです。深夜でも早朝でも、自分の都合の良いタイミングですぐに練習を始められます。ミーティング前の「ちょっとだけ英語で話すモードに頭を切り替えたい」というニーズに応えてくれました。
相手がAIなので、文法的な間違いや拙い表現を全く気にする必要がありません。「こんな初歩的なことを聞いたら恥ずかしい」といった躊躇なく、何度でも言い直し、試行錯誤できます。この心理的安全性が、スピーキングへのハードルを大きく下げてくれます。
今回は「ソフトウェアエンジニアとして、これから参加するプロダクトのディスカッションミーティングのロールプレイ相手になってほしい」とお願いしてみました。するとChatGPTは即座にその役割になりきり、自己紹介から始まり、プロダクトについてのディスカッションまで、リアルな会話をシミュレートしてくれました。これは汎用的なフリートークにはない、実践的な練習方法です。
音声認識の精度も高く、レスポンスも非常に自然でスムーズでした。会話のテンポが良いため実際の人間と話しているかのような没入感があり、ストレスなく練習に集中できました。
ミーティング直前のリハビリではありましたが、事前に声を発し、頭を英語モードに切り替えておいたおかげで、当日のミーティングでは予想以上に落ち着いてスムーズに会話に入ることができました。
ChatGPTとの練習で使った表現をそのまま流用できる場面もあり、事前準備の重要性を再認識しました。
ChatGPTの音声モードは、優秀なパーソナル英会話講師としての可能性を秘めていると感じました。
特に、我々ソフトウェアエンジニアのように特定の専門分野について英語で話す必要がある職種にとって、ロールプレイング機能は強い味方になります。
今後も定期的にChatGPTと”英会話の壁打ち”をして、スピーキング能力を錆びつかせないようにしていきたいと思います。急な英語ミーティングに備えたい方、手軽に英会話の練習を始めたい方におすすめです。
以上、ChatGPTの音声モードで英会話の練習をした、現場からお送りしました。