GitHubリポジトリ移譲後のMintlifyの設定変更

Tadashi Shigeoka ·  Mon, August 18, 2025

個人アカウントで管理していたドキュメント用のGitHubリポジトリを、Organizationへ移譲(Transfer)する機会がありました。

このリポジトリはMintlifyと連携してドキュメントサイトを自動デプロイしていたのですが、リポジトリの移譲後、当然ながら連携が切れ、デプロイが失敗するようになりました。

今回は、GitHubリポジトリの移譲後にMintlify側の設定を変更し、再度自動デプロイを有効にする手順の備忘録です。

前提

  • MintlifyとGitHubリポジトリの連携が完了していること
  • GitHubリポジトリのTransferが完了していること
    • 今回の例: shige/docscodenote-net/mintlify

Mintlify設定変更の手順

手順は非常にシンプルです。Mintlifyのダッシュボードから、連携先のリポジトリ情報を更新するだけです。

  1. Mintlifyのダッシュボードにアクセス Mintlifyのダッシュボードにログインし、対象のプロジェクトを選択します。
  2. Git設定画面へ移動 サイドバーから Settings > Deployment > Git Settings の順にクリックして、Git連携の設定画面を開きます。
  3. リポジトリ情報の更新 Repo settings というセクションにある Configure GitHub ボタンをクリックします。 ここで、以下の2つの項目を、移譲後の新しい情報に更新します。
    • GitHub organization: 移譲先のOrganization名 (例: codenote-net)
    • Repository: 移譲後のリポジトリ名 (例: mintlify) 入力後、Save ボタンをクリックして変更を保存します。

MintlifyとGitHubの連携確認

設定変更後、新しいリポジトリのmainブランチなどにコミットをプッシュしてみてください。Mintlifyのダッシュボードで新しいデプロイがトリガーされ、無事にビルドが成功すれば設定は完了です。

まとめ

リポジトリの移譲は稀に発生する作業なので、それに伴う外部サービス連携の変更は忘れがちです。特にドキュメントサイトのようにCI/CDで自動化されていると、pushしても更新されず「なぜ?」と一瞬戸惑うことがあります。 手順自体は非常に簡単なので、もし同じ状況になった場合は、この手順を思い出してみてください。

以上、GitHubリポジトリ移譲後にMintlifyの設定を変更した、現場からお送りしました。

参考情報