読書メモ『大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。~』田中修治(著)

Tadashi Shigeoka ·  Tue, August 11, 2020

『大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。~ 』田中修治(著) を読んだので、書籍から得た知見をご紹介します。

大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。~』田中修治(著)

『大きな嘘の木の下で』を読んだ背景

Kindle Unlimited にあったので読みました ?

ちなみに『破天荒フェニックス』は未読です。

以下、印象に残った箇所の引用とメモです。

「幸せ」という名の不幸の呪文

それこそ、僕は家族を「幸せにしよう」として頑張り続けてきた。経済的に不自由な暮らしをさせないことが、最も大事な家族の「幸せ」だろうと信じてきた。 でも、その気持も受け取った側からすれば「おまえの幸せの基準を押し付けるな」ということだったのだ。

? 自分の幸せの基準を押し付けないように気を付けたい。

お金持ちになりたいなら「交換の達人」になれ

お金持ちは「お金と何かを交換するのが上手な人」だと考えればわかりやすい。人生とは、常に何かしらの交換を繰り返しながら、自分の持っているものを増やしていく「ゲーム」のようなものだ。

? お金持ちは、お金と何かを交換するのが得意な人

それ以来、子どもにお金のことを話す時は「交換する」という言葉を使うようにした。お金は稼ぐものでも、貯めるものでもなく、あくまで「何かと交換するもの」だと教えるようにしなければいけないのだ。

? お金は何かと交換するツール

いざという時に自分を助けてくれるのは「お金」ではなく「信頼」

いざという時に、本当に自分を助けてくれるのは、お金ではなくて、その時までに培った自分の価値と、その価値を必要としてくれる沢山の人たちとの信頼関係だ。

? 貨幣資産だけではなく、信頼資産も大事

労働をしている店員と、仕事をしている店員の違い

労働と遊びの境界線は実はどこにも存在していない。要は自分がその行為をどう捉えるか?自分の考え方次第で仕事は遊びにも労働にも変えられるのである。

? 労働と遊び、仕事とゲーム、人それぞれの考え方。

「失敗してもいいからやってみろ」はウソ

僕は絶対に「失敗してもいいからやってみろ」などと言わない。「失敗しない為にどうしたらいいか、徹底的に考えて万全の準備をするように」と言う。

? 失敗しないように徹底的に考え抜いて、それでも失敗したなら仕方無いと思う。

プロの仕事とは、万全な準備をして、仮定や想定をいくつも重ねながら、何度も確認し、あらゆる可能性とリスクを考慮した上で「絶対に失敗しない覚悟」を持ち、本気で取り組まなければいけないのだ。「仕事をうまくいかせる」為には、そういう「本気」の努力が必要なのだ。

? プロの仕事は、絶対失敗しない準備と覚悟。

以上、参考にできそうなポイントは取り入れていきたい、現場からお送りしました。