読書メモ『コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之(著)

Tadashi Shigeoka ·  Sat, September 19, 2020

『コンサル一年目が学ぶこと』 を読んだので、書籍から得た知見をご紹介します。

コンサル一年目が学ぶこと

背景 コンサルティングのことを理解したい

会社の事業としてコンサルティングもおこなっている、かつ、Kindle Unlimited 読み放題にあったので読みました ?

以下、印象に残った箇所の引用とメモです。

第1章 コンサル流話す技術

01 結論から話す

結論から話す方法論としては、PREP法というものがあります。まずこの原則を理解しましょう。PREPとは、次の用語の頭文字を並べたものです。

Point = 結論 Reason = 理由づけ Example = 具体例 Point = 結論の繰り返しで締める

? PREP法

06 相手に理解してもらえるように話す

勝手な思い込みは無用。自分では常識と思っていることでも、相手は何も知らないという前提で、ゼロから話す。

? 相手は何も知らない前提でゼロから話す。

08 相手の期待値を把握する

相手の期待を超え続けることがビジネスの基本。そのためにはまず、相手の期待の中身を把握する必要がある

「ビジネスというのは、突き詰めると、相手の期待を、常に超え続けていくことにほかならない。顧客や消費者の期待を超え続けていくこと。上司の期待を超え続けていくこと」

? 相手の期待を超え続けることがビジネスの基本

第2章 コンサル流思考術

11 ロジックツリーを使いこなす

ロジックツリーが役立つ4つの理由

1 一生使える 2 全体が俯瞰できるようになる 3 捨てる能力が身につく 4 意思決定のスピードが上がる

? ロジックツリーは万人にオススメしたい。

ロジックツリーによる問題解決の基本

1 論点を整理・分解する 2 各論点について数値分析をする 3 項目の重みづけをする 4 アクションに落とし込む

第4章 プロフェッショナル・ビジネスマインド

23 ヴァリューを出す

あなたのやりたいことや好みや志向はどうでもいい。たったひとつ、クライアント企業の経営にとって価値ある提案ができているか?

? これに尽きる。

25 「時間はお金」と認識する

最低限、自分がプロフェッショナルであるように振る舞う

? プロフェッショナルであるように振る舞う

試行錯誤を重ねるうちは、失敗はつきもの。スキルがないなりに、プロフェッショナルとして、最大限の努力をしているか?

? プロフェッショナルとして、今できる最大限の努力をすべき。

27 コミットメント力を学ぶ

がんばることにコミットしてはいけない。社内の上司にコミットしてはいけない。仕事の成果に対してコミットすること。常に自分が貢献する相手にコミットメントをもつ。

? コトに向かう。

①仕事内容に納得していること ②コミットメントが高い組織にいること

? コミットメント力が高い方が良いに決まってるので、それを高める方法を把握しておく。

29 フォロワーシップを発揮する

ムーブメントは、リーダー一人から生まれるものではありません。リーダーと同じくらいに、最初のフォロワーも大事なのです。リーダー一人でムーブメントをつくることはできない。どんな大きなムーブメントも、最初のフォロワーが重要となる。

? リーダーだけでなく初期のフォロワーも重要。

30 プロフェッショナルのチームワーク

チームワークとは、それぞれにしかできない役割をそれぞれが担って、チーム全体の勝利に向かって走ることです。もし、まったく同じ役割をする人が2人いたら、残念ながらどちらかは不要になります。同じ役割を果たす人は、2人もいらない。

? 万が一に備えられないので、チームとして危うくないだろうか?

以上、コンサルティングのことを少しは理解できた、現場からお送りしました。