2020年を振り返ってみたのでご紹介します。
2020年3月に前職のスタートアップ企業を退職して、共同創業という形で起業しました。
前職のスタートアップ企業で、創業前からシリーズEのフェーズまで約9年間で経験したことが活きた創業一年目でした。
ありきたりですが、良い点は取り入れ、反面教師にしたい点はそのアンチパターンは踏まないようにしてきました。
自分はソフトウェアエンジニア出身の共同創業者、取締役なので、少なくとも創業一年目はコードをバリバリ書いていると思っていたのですが、振り返ってみると自分でコードを書く時間は当初思っていたより少なかったです。
それはエンジニア採用が上手くいったということに尽きると思っています。
プロダクト開発以外に、管理部門(バックオフィス、コーポレート、情シス)の取締役も任されたのが新しいチャレンジの一つでした。
バックオフィスについては未経験だったので、本を読み漁り、手探りで始めましたが、開発と同じく採用が上手くいき、実務は早々にお任せできる状態になりました。
堅牢な体制作りをしていかねばならないのですが、副業で参画してくださる方を Twitter 採用できたのが2020年の成果の一つです。
IT体制も早々に上場企業水準にしていきます。
すべてリファラル採用で総勢12名のチームになりました。
来年は組織を倍以上にしたいので、引き続き採用には妥協せず、拘って取り組んでいきたいです。
組織開発的な文脈は気にかけつつも、HRチームに適任なメンバーが揃っているので、任せていきたいです。
「エンジニア出身の取締役のベストな動きとは?」 を常に自問しながら過ごした一年でした。
創業者の代表取締役が2回目の起業ということもあり、シードラウンドのファイナンスには全く苦労せず、下駄を履いた状態でのスタートで有り難い環境化でスタートさせてもらいました。
前職で 「自分が経営者だったら、こうするのに」 と思っていたことを、自分が実践する状況で言い訳ができない環境に身を置くことになりました。
考え抜いて意思決定をしてきましたが、来年はより意思決定の数とスピードを向上するべく、読書量を増やしてインプット量を増やしていきたいです。
シード期、上手く組織作りができたというのが個人的な総括です。
2021年のテーマは、組織の足場固めも引き続きしつつ、事業の土台を作っていきたいということを考えてます。シンプルにこの2つが全てなので、組織と事業を作れれば、全て上手くいくはずだと思っています。
以上、現場からお送りしました。来年もよろしくお願い致します。