AWS default セキュリティグループのインバウンド・アウトバウンドルールをすべて削除して、全ての通信を許可しない設定をした話をご紹介します。
CIS 4.3 defaultセキュリティグループが全ての通信を許可していないこと・アラート基準 ・defaultセキュリティグループにルールが設定されている場合 ・defaultセキュリティグループを利用しているEC2インスタンスがある場合 ・defaultセキュリティグループは、VPC作成時に自動で作成され、インスタンスを起動するときにセキュリティグループを指定しないと、そのインスタンスはデフォルトのセキュリティグループに自動的に関連付けられます ・意図した設定を行うためdefaultセキュリティグループの利用を避けます ・defaultセキュリティグループ以外のセキュリティグループを用意し、EC2へアタッチしてください ・defaultセキュリティグループからアウトバウンド・インバウンドルールを削除し、インスタンスにアタッチしている場合はデタッチしてください ・対応手順はこちら:VPC のセキュリティグループ - Amazon Virtual Private Cloud
より、AWS のデフォルトセキュリティグループを通信できる状態にしておくことは推奨されていないので、削除することにしました。
AWS default セキュリティグループの削除手順
上記の手順を 米国東部 (バージニア北部) us-east-1 のセキュリティグループ設定ページ から Region を一つずつ切り替えて、すべて削除しました。
自動で AWS default セキュリティグループを無効化する方法もあるようですが、自分は未実施です。
以下、AWS に対する個人的な要望です。
以上、AWS デフォルトセキュリティグループのインバウンド・アウトバウンドルールをすべて削除して、全ての通信を許可しない設定をした、現場からお送りしました。