読書メモ『サステナブル資本主義 5%の「考える消費」が社会を変える』村上誠典(著)

Tadashi Shigeoka ·  Sat, November 27, 2021

『サステナブル資本主義 5%の「考える消費」が社会を変える』村上誠典(著) を読んだので、書籍から得た知見をご紹介します。

『サステナブル資本主義 5%の「考える消費」が社会を変える』村上誠典(著)

背景 サステナブル資本主義を理解したい

サステナブル資本主義のことを理解したく、読んでみました ?

以下、印象に残った箇所の引用とメモです。

第二章 借金まみれの㈱地球。資本主義を再定義する

サステナブル資本主義はミッションドリブン(ミッションを軸にした経営)です。旧来の資本主義がリターンドリブンで労働力を買うための仕組みだとすると、サステナブル資本主義は、ミッションドリブンで、消費者と労働者の共感を買うための仕組みです。

? ミッションドリブン > リターンドリブン

日本はIT後進国と言われるようになっていますが、それは企業内のIT人材が不足していることと関係しています。企業が外部のITベンダーに丸投げする構図を生んでおり、この状況を打破するには、効率的な開発や、IT投資による生産性の向上が不可欠です。SHIFTはこれを可能にすることでユーザー企業の共感を生み出し、事業を営んでいます。当該事業を通じて社会全体のデジタルコストを低減させ、その観点でSDGsに適合した事業を営んでいます。私はSHIFTは極めてSDGsにフィットした企業だと思いますし、日本にこそ必要な事業だと思います。

? SDGsに適合した事業経営

第三章 投資家マインドの消費が未来をつくる

スタートアップは初期の支援者たる消費者が存在しています。スタートアップの成長を支えているのは、経営陣と従業員と株主だけではありません。そこには消費者という支援者がいて、彼らが大きな影響を与えるのです。

? 消費者という支援者が大きな影響を与える

以上、サステナブル資本主義を意識して会社経営していきたい、現場からお送りしました。