『ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか』冨山和彦(著)を読んだので、ご紹介します。
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問いのある仕事、正解がある仕事において、圧倒的な知識量、論理力、スピード、昼夜働く力に人間は勝てない。残るのは自ら経営上の問いを立て、生成AIなども使って答えの選択肢を創造し決断する仕事、すなわち「ボス仕事」だけである。言わば中間経営職ということになるが、そこで必要になる人員数は現状の中間管理職よりも一桁少なくなるはずだ。
📝ホワイトカラーに残るのは中間経営職。
現在進行中のAI革命によって、脳の置き換えが起こっている。オフィスで働くホワイトカラーの仕事がブルシットジョブになり、ホワイトカラーが行き場を失いつつある。 もちろん、すべての仕事がブルシットジョブになるわけではない。完全代替はしない。非定型な仕事や複合的な仕事は人間の手に残る。とはいえ、従来の仕事のかなりの部分を機械やAIがやってくれるようになるので、置き換わる部分に関しては間違いなくブルシットジョブになる。
📝ホワイトカラーの仕事の大部分はブルシットジョブになる。
これまで 30分かかっていた業務を 10分で終えることができれば、浮いた 20分でより本質的な仕事をすることができる。コスト削減というマイナスの活動ではなく、余剰時間によってプラスを生み出す活動である。しかし、現状ではコスト削減だけに目が向けられているのが実情である。
📝皆に共通認識として持っておいてほしい観点。
以上、ホワイトカラーとして消滅せずに生き残っていきたい、現場からお送りしました。