『誰も教えてくれなかった金持ちになるための濃ゆい理論』上念司(著)を読んだので、ご紹介します。
Amazonのアソシエイトとして、codenote.netは適格販売により収入を得ています。
上念司さんをYouTubeで見かけて気になったので、この本を読みました。
以下、印象に残った箇所の引用とメモです。
人生の問題の9割はお金で解決できます。でも、お金で簡単に解決できてしまうからこそ、実はそのことによって得られる幸福が長続きしないという面もあるんです。逆に、解決できない1割の問題は、お金でどうにもならないからこそ幸福も長続きします。
📝お金で解決できない1割の問題を解決することで、幸福は長続きする。
しかし、ここで勘違いしてはいけません。「非地位財」だからといってお金の力なしにタダで手に入るわけではないのです。私の経験から言って、むしろ「非地位財」は「地位財」よりもずっと金食い虫ですよ。毎年弁論大会への広告や無料の講演会、終了後に行う懇親会費、その他もろもろ加えるとブランド物を買っていたほうが安いぐらいです。
📝今の自分にとって、スポンサード活動がこれにあたるのかも。
カンファレンス、ハッカソンなどへのイベント、OSSなどへの個人スポンサー
起業には大きなリスクが伴います。収入も安定しませんし、失敗すれば一時的にアルバイトなどをして凌がなければならない可能性もあります。ところが、住宅ローンを抱えていると、その返済が最優先され、自身のビジネスにおける再起は二の次になってしまいます
📝住宅ローンを抱えていると、その返済が優先されてしまう。
家は必要に応じて借りて住む。ビジネスに失敗してお金がなくなったらもっと安いところに引っ越せばいい。極めて当たり前のことですが、多くの人はいろんな理由をつけてこれを実践しようとしません。
📝自分もこの考え方。
私はリスクを取らない生き方を否定するわけではありません。ただ、それは私が望んでいたこととは違うというだけの話です。なので、マイホームにどうしてもこだわりがある人はむしろ金持ちを目指すよりマイホームを守る活動に専念すべきだと思います。住宅ローンを抱えている人が無理して起業して金持ちを目指すことは正直お勧めできません。
📝マイホームに拘りがある人は、マイホームを守る活動に専念すべき。
そして、悪魔はそんな人間の弱さに付け込みます。SNSでキラキラするぐらいなら、まだ傷は浅いですけど、もっと大きな負債を資産だとつり、あなたに買わせて損をさせようとしてますよ。
📝SNSでキラキラするぐらいなら、まだ傷は浅い。
まず、一番アテになるのは自分のお金です。お金は私の言うことを絶対に聞いてくれるし、使えば使っただけの効果、効用が得られます。そういう意味では100%言頼することができる。
📝1番アテになるのは自分のお金。
お金の次にアテになるのは自分の実力です。もっと具体的に言えば、自分の責任においてできること。例えば、1か月の間に新規契約を100件取る能力みたいなものをイメージしてください。
📝2番目にアテになるのは自分の実力。
3番目にアテになるのは利害関係を共有する仲間です。一人の実力では対応しきれない約束をみんなで共有して達成し、対価を得る。そしてそれをみんなで分配する。こんなディールで結びついた仲間であれば、全員の稼働をお金に変えられます。
📝3番目にアテになるのは利害関係を共有する仲間。
最後に全くアテにならないものを挙げておきましょう。利害関係を共有しない友達です。
📝全くアテにならないのは利害関係を共有しない友達。
何かにチャレンジする時、成功の見通しが9割立つまで待っていたら出遅れる。逆に、5割、6割なのに突っ込んだら早すぎる。7割でGOだそうです。非常に面白いですが、大事なのはその後のこの部分です。
「3割以上のリスクを冒してはいけない」
「トカゲのしっぽも3割くらいなら切ってもまた生えてくる。半分切ったらはらわたまできて死ぬ」
📝何かにチャレンジする際は、7割でGo、3割以上のリスクで撤退。
無収入生存年数=資産総額・必要年
答えが自分の年齢と平均寿命との差分を上回っていたら合格です。もうあなたはいつでも引退できます。
(平均寿命ー現在の年齢)<無収入生存年数
📝無収入生存年数
平均10年というサイクルを知っていれば、ローンの返済期間35年で最低でも3回の「リーマンショック級」がやって来ることは簡単に計算できたと思います。
📝10年毎に経済危機が起きる。 次は、AIバブル崩壊、AIショックとかかな。
逆に世の中は10年に一度ぐらい大きく変わるものと開き直って、むしろそれを待ち伏せしてチャンスに変えることはできないのでしょうか?むしろ、それぐらいの根性を見せて開き直っている人ほど危機には強い。
📝経済危機をチャンスに変える。
以上、次の経済危機に備えておきたい、現場からお送りしました。