読書メモ『ウーバー戦記』マイク・アイザック(著)

Sat, April 20, 2024 - 3 min read

『ウーバー戦記:いかにして台頭し席巻し社会から憎まれたか』マイク・アイザック(著)を読んだので、ご紹介します。

『ウーバー戦記:いかにして台頭し席巻し社会から憎まれたか』マイク・アイザック(著)

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背景 おすすめされた本

とあるスタートアップ企業のCFOからおすすめされて、この本を読みました。

以下、印象に残った箇所の引用とメモです。

第1章 10の10乗

Frugality

私たちはより少ないリソースでより多くのことを実現します。倹約の精神は創意工夫、自立心、発明を育む源になります。スタッフの人数、予算、固定費は多ければよいというものではありません。

📝少ないリソースでより多くのことを実現。

第17章「最大の防御とは……」

だが、〝天国と地獄〟などほんの手はじめにすぎない。こうしたプログラムは、企業による監視をフレンドリーに言い換えた「競合他社情報」に分類され、「競合他社情報」はその頭文字から「COIN」と口当たりよく略称されている。シリコンバレーではどこの会社も、なんらかの形でそれなりのCOINを持っている。もっとも一般に行われているのはウェブサイト、アプリ、利用可能な一般情報から、競合企業のデータを〝抽出〟することだ。「スクレイピング」というコンピューター用語は、プログラムやスクリプトで競合する企業のデータを自動的に抽出・収集することを意味する。ウーバーはこの便利きわまりないツールを使い、リフトのアプリ内にある価格変更情報をスクレイピングして、競合他社を組織的に切りくずしていくことができた。

📝シリコンバレーでは各社なんらかの競合他社情報を持っている。

以上、Frugalityを心掛けていきたい、現場からお送りしました。