オンプレ vs クラウド 判断基準
オンプレ vs クラウドの判断基準や参考事例を教えてもらったのでご紹介します。
背景 オンプレ vs クラウドの判断基準を知りたい
オンプレ vs クラウドの判断基準を知りたくて SRE の方に色々と教えてもらいました。
オンプレとクラウドのメリット・デメリットは結局はコストとの兼ね合いでしかない。
オンプレに掛かるコスト
- 物理サーバ調達コスト
- データセンター維持コスト
- 運用コスト
- 性能改善コスト
「オンプレ > クラウド」 になるまでには、規模が大きくないと無駄になる。
目安としては、サービスの売上規模が2000億円ぐらいらしいですが、サービスの特性によっても変わってくるので一概に言えないとのことでした。
例えば、Dropbox は2017年の売上11億ドルのストレージサービスなのですが、AWS のストレージ料金が高くて、2014-2015年に AWS (クラウド) を止めて自前でデータセンターを持ったという事例もあります。
DropboxはAWSをやめた
14年にAWS利用を停止することを決定し、実際に15年にデータセンターへの移行を完了させた。現在はEB(エクサバイト)級のデータをこの自社インフラでさばいている。
(略)
コスト
実際に同社の場合、オンプレ回帰によって2年間で7500万ドル(約81億円)のコストを削減できたと報じられている。
クラウド → オンプレ 回帰
オンプレ → クラウド 移行事例
以上、オンプレ vs クラウドの判断基準を知りたい、基本的にクラウド派な現場からお送りしました。