CDN 導入提案
とある Web サービスに対して CDN の導入を提案した内容をご紹介します。
概要 CDN とは?
そもそも CDN ってどういったもの?
CDN とは Contents Delivery Network の略で、簡単に言うと自分のサーバーの代わりにデータの配信を肩代わりしてくれるサーバーの集合体です。「Network」という単語が使われていることからもわかるように、1 拠点からの配信ではなく、複数拠点から配信することで拠点内の冗長性だけではなく拠点単位の冗長性も考慮されているのが特長です。要はデータセンターが火災などで丸ごと障害が発生した場合でも、別のデータセンターから同じデータを配信できるということです。
CDN メリット/デメリット
メリット
- アプリケーションサーバーの CPU や帯域の使用量を減らせる
- 海外からアクセスされたときもページ表示速度が向上する
- SEO の観点でメリット
デメリット
- 運用者が画像ファイルなどがキャッシュされていることを考慮しておく必要がある
- 費用が掛かる
CDN サービス
AWS 製品で固めるなら CloudFront
キャッシュの削除が速い Fastly
CDN まとめ
CDN は導入されることをオススメしている、現場からお送りしました。