限定公開 URL のセキュリティと Basic 認証

一般ユーザー向けに提供する限定公開 URL のセキュリティと Basic 認証について、調査、検討した内容をご紹介します。

限定公開 URL のセキュリティ

背景 特定のユーザーだけアクセスできる URL

まず、特定のユーザーだけがアクセスできる URL を用意したいという要件が背景にあります。

この要件を満たす方法として、以下のアプローチが考えられます。

  1. 限定公開 URL
  2. Basic 認証

限定公開 URL のセキュリティについて

『認証しないWeb認証 限定公開URLのセキュリティについて考える 公開版 – Google スライド』 に詳しく説明されています。

Basic 認証

ステージング環境だけに Basic 認証を設定するということはよくあると思います。

一方で Basic 認証を掛けた状態で、一般ユーザーの方に利用してもらうというのは以下の理由でハードルが高いと考えています。

  • Basic 認証を対応してないブラウザ、アプリが存在する (例 Yahoo! メールアプリ)
  • Basic 認証のログイン画面がブラウザデフォルトで、デザインやテキストなどカスタマイズできない
  • Basic 認証のログイン情報と、ユーザー個人のログイン情報を勘違いしてしまう

以上、限定公開 URL のセキュリティと Basic 認証の使い勝手について気にしている、現場からお送りしました。