エンジニアは何でもできる魔法使いじゃないんだよ

タイトルで完結していますが、エンジニアの職種を最近やってる仕事を通して考えてることについて書いてみます。

エンジニアは魔法使い?

まず IT エンジニアはざっくり下記のような職種がありますよね(順不同)。特にウェブ業界のエンジニアについて書き出してみたので「ここに書いてないけど◯◯エンジニアもあるよ!」という情報があったら、コメント欄で教えてほしいです。

  • Web エンジニア
  • UI/UX エンジニア
  • Android エンジニア
  • iOS エンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • インフラエンジニア
  • データベースエンジニア
  • カスタマーエンジニア
  • セールスエンジニア
  • テストエンジニア
  • 分析エンジニア

「他にエンジニアの職種ってなにがあるんだっけ?」と思って調べてみると “ITエンジニアの職種と人材 | IT Job Gate” が細分化して書いてありました。

改めて「エンジニア」という言葉で一括りにできないぐらい、様々な職種があります。これはエンジニアをやったことない人には分からないと思うので、例えていうと大学受験の5教科7科目ぐらいそれぞれの職種が違うと言っても過言ではないと思います。

この例に当てはめると、死語としてよく求人情報で使われる「フルスタックエンジニア」は全科目できる優等生になりますね。そんな優秀な人、ゴロゴロいるわけないのは明らかですよね。だいたいは、何かに秀でていて、何か苦手教科があるはずです。

そんな優秀なエンジニアを社内では「ツチノコ」と呼んでいます。

さて、自分の話になるんですが、上記の職種でいうと普段は Web エンジニアの仕事をしています。数年前は、Android や iOS アプリ開発もやっていました。最近は今週末にオフィス移転があるのでネットワークエンジニアみたいなこともやっています。

この記事で伝えたかったのは「エンジニアは何でもできる魔法使いじゃないんだよ」ってことです。Web エンジニアでネットワーク構築のこと分からない人もいるし、モバイルアプリ開発やったことない人もいます。

エンジニアという職種で一括りにして「IT や Web のことだったら何でもできる」という認識はしてほしくないなと考えてます。期待値コントロールは適切にしないと割を食うのは僕たちエンジニアです。

今の職場はいろんなことできて楽しくやってるので特に不満はないのですが、「なんだかなー」と思うことが最近よくあったので文章にしてみました。まあ、社内で浮いてる仕事は全て拾ってやっていくつもりなんで、結局は仕事が好きで「やります」って言ってるんですけどね。はい。