エンジニア PC リニューアルの社内承認を得るためのお役立ち情報

エンジニアの PC リニューアルを CEO & CTO へ打診して承認を得ることができたので、そのときに役立った記事をご紹介します。

MacBook Pro 2018

前提条件

いわゆるスタートアップ企業に勤務しているソフトウェアエンジニア(経営者, 執行役員では無い) という立場です。

会社概要

  • 未上場企業(創業6年目)
  • 数社から資金調達している
  • エンジニア 10名程度

私の概要

  • 開発チームリーダー (Engineering Lead)
  • 上司は CEO, CTO
  • 上司と2週に1回 1on1 をしている

PC リニューアルを打診するタイミング

  • キャッシュに余裕がある
  • エンジニア採用を積極的にしている

など、会社の状況が「PC リニューアルしたい」と言えるような雰囲気で、この話を 1on1 で出しました。

エンジニア採用する前に PC リニューアルしてください

フルスペックの MacBook Pro を購入する金額 < エンジニアの給料1ヶ月分

という比較式がほぼ当てはまると思います。よって、「エンジニア新規採用する前に、古い PC で作業しているエンジニアの生産性を向上する目的で PC をリニューアルしてほしい」という話を 1on1 でしました。

余談ですが、今使っている PC が減価償却済みかは気になるところらしいので、4年経っているなら問題なく社内承認は通るはずです。

PC への投資の他社事例

社内承認を得るための強い味方の1つが他社事例です。

私の場合は未上場企業に勤めているので、少し前にビズリーチ社(未上場)の事例を CEO, CTO へ 1on1 で紹介して、エンジニアの PC リニューアルについて打診しました。

[引用元] 1人約70万円の投資–ビズリーチがエンジニアらに136台のiMac Proを導入した理由 – CNET Japan

 「たとえば1文字修正しても(ビルド中に)待つ時間が発生する。ちょっと書いてテストしてといった作業を1日100回も200回もすることを考えると、12秒の差があったとして100回なら1200秒、20分に相当する」(竹内氏)。
市況も影響している。「雑感だが、エンジニア職でも年収800万のエキスパート人材に対する求人は、年間50~100万ぐらい年収が上がっている市況観。今回、一人当たり70万程度の投資をしているが、もう一段高いパフォーマンスが上がる人との年収差を考えると、人的な投資としては大きなものではないと思う。

その他、上場企業の事例ですが、以下の記事も URL だけ送りつけておくと良いかもしれません。

以上、定期的に PC をリニューアルしてエンジニアの生産性を上げていきたい、現場からお送りしました。